2008年8月29日金曜日

ニューヨークに着いた夜

 学会最終日、会場を出たその足でニューヨークに向かった。アムトラックの駅(30th Street)に向かう途中、地下鉄のトークンを20ドル分買ってしまい、駅員さんに売ってもらっていたので(笑)、予定より1時間ほど遅れた。1時間半程度でペンシルバニア駅に到着。構内の公衆電話に、トークン販売で得た大量の25セント硬貨を投入し、ロンリープラネットを見ながら宿をとる。ドミトリーはどこも満室だったので、最安のシングルにした。夜8時を過ぎている。ニューヨークは治安が悪いと聞いていたので、尾行されていないか確かめ、ガイドブックをしまって街へ出る。しかし服装で、旅行者であることが一目瞭然であった。


 夜10時、宿周辺を散策するつもりで部屋を出た。ニューヨーカーにならってTシャツに半ズボン。ポケットには、$30足らずの現金とクレジットカード、デジカメのみである。ニューヨークは徒歩で周れる街であった。明るい方へ向って歩くと、タイムズスクエアに出た。土産物屋やカフェ、ブティックがまだ開いていて、通りは観光客で賑わっている。皆ぼくよりきちんとした格好をしている(笑)。タイや中国の地方都市で見るような3輪自転車が、客待ちをしている。二階建てバスの観光ツアーに飛び入り参加した。マディソンスクエア、ワシントンスクエア、SOHO、リトルイタリー、チャイナタウン、ブルックリンを100分位で周ってくれた。

 バスを降りて、宿へ向かう。人通りがない。明かりがともっているのは、雑貨屋とトルコ料理店だけだ。朝食にケバブを買う。熱い抱擁を交わしていたカップルと笑顔を交わして、宿に入る。

1 件のコメント:

nail-ojisan さんのコメント...

「タイムズスクエア」が安全になったそうですね。

むかし?は、異様な雰囲気、それが魅力的でした。

42th STのバーで、$10札を2,3枚カウンターに置いて友達と2人で大きな声を出して飲んでいたら、いつの間にか周りがみんな黒人・・、急に酔いがさめ小声でこそこそ退却したのを思い出しました。